ほったらかし投資の達人

子育ては18歳まで!ときめて大学進学費用をジュニアニーサを利用して準備。もちろん老後のための資産形成もやっています。

20代若手サラリーマンはビリオネア無理でもミリオネアなら可能なお話

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 2017年の資産が10億ドル(1000億円)を超えるビリオネアの数は昨年16年の1810人から13%増え、2,043人となりました。

 新入社員がビルゲイツ(9兆7000億円)や孫正義(2兆4000億円)になるのは無理かもしれませんが、ミリオネアの目安である1億円の金融資産を構築するのは可能なので、若い人に知って欲しくて記事にしました。

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 20代サラリーマンへ

 世界長者番付2017、ビリオネア数は史上最多に | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)によれば、日本にも33人のビリオネアがいるとのこと。サラリーマンをしている限りビリオネアは無理だと諦めているあなたへ。

 ビリオネアは無理ですが、20代サラリーマンであれば、ミリオネア(資産1億円)であれば、おそらく可能です。

社会人になったら資産の目標を立てる

 社会人になったら、すぐに何歳までにどれくらいの資産を構築するか、目標を持ちましょう。

 たとえば、今の若い世代は年金は払い損の時代ですので、年金だけではゆとりのある生活を送ることができる確約はありません。リタイアまでに最低でも3000万円は蓄えたいところです。

 でも、20代であればドルコスト平均方と複利効果など投資の基本ルールを理解すれば、ほったらかしておくだけでさらに上をいく1億円の資産形成が可能です。

ミリオネアになるための心構え

 20代のサラリーマンが、本業をおろそかにせず、ミリオネアになるために覚えておきたいルールは、次のとおりたった3つです。それぞれの詳細はここでは説明しきれないので、本やネットで勉強してください。

  1. 積立ニーサやiDeCoで積み立てる「ほったらかし投資」を行う
  2. 投資は面白くなければ、面白くないほどよい
  3. 目標額に必要な年率リターン(%)となるポートフォリオをインデックス型ファンドで作成

 

 1の積立ニーサは2018年から始まった制度であり、毎年40万円の非課税枠が設定されます。

 iDeCoはすでに多くの人が加入しており、投資が所得から控除され年末調整により、所得税が数万円還付されます。さらに利益が非課税と税制面で有利な制度となっています。

 原則60歳まで引き出せないので、資産形成には最適です。iDeCoでサラリーマンが毎月投資できる限度額は2万3千円です

 日々の投資にかける時間が最小限で済みますので、本業がおろそかにならないところもおすすめです。

 とりあえず、投資信託に毎月定額を投資、価格が下がっても買いのチャンスだと信じて、60歳までほったらかすだけです。

 

 ほったらかし投資についてのおすすめ本はこちら。必読です。

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 2については、ほったらかし投資の説明にもなりますが、初心者が投資をするにあたって「短期的に売買することで利益を得よう」「俺ならここで勝てる」などといった射幸心から頻繁に売買をしてしまいます。投資の世界では素人が短期的・投機的に売買して利益を上げ続けることはかなり難しいことです。

 実際に私は独身時代にそのような投資スタイルでした。ルールを決めていたはずなのに、途中で「今回はこうしたら勝てる」といったことを考え短期的な売買をしたために100万単位の損失を出したことがあります。もちろん儲かることもありましたが、トータルはマイナスです。

 そして、何といっても疲れます。仕事中にトイレでトレードしたり、朝昼晩投資の情報を収集したりといった感じです。そして本業であるサラリーマン業がおろそかになります。

 ドルコスト平均法とを理解して長期投資を心がけましょう。

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 最後に3です。20代のサラリーマンには時間があります。23歳の新卒者であれば38年のサラリーマン人生(定年が65歳になれば43年)。

 投資で得られるリターンを複利で運用すればべき上効果により、雪だるま式に資産が増えます。長期であれば長期であるほどです。そして、投資にともなうリスクは、これまた長期であれば長期であるほど軽減されます。

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38年間積み立てるとミリオネアになれます

 下の記事でも書きましたが、リターン(%)と毎月の積立額が決まれば、N年後の運用結果は、スマホの電卓でも簡単に計算できてしまいます。 

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 計算の結果、38年間にわたり毎月23,000円(イデコの投資額で設定)、約1050万円を投資し、最終的に1億円になっているためには、年10%のリターンが必要となります。

 

運用の方針 運用結果(万円)
年率1%で運用 1,270
年率3%で運用 1,910
年率5%で運用 2,970
年率7%で運用 4,760
年率10%で運用 10,050
年率12%で運用 16,830

 (年率リターンと38年後の運用結果:筆者計算)

 

 この低金利に年10%の運用は可能なのかと思われがちですが、可能です。

その答えはアメリカへの投資です。アメリカの金融商品を直接買う方法もありますが、日本の証券会社が販売する投資信託でも投資が可能です。

 ここ数年であれば、多くの指数が年10%を超える運用成績を残していますが、過去25年にわたり、10%を超える結果を出している指数としては、S&P500(配当込)S&P500配当貴族指数があります。

  S&P500に連動する投資信託は幅広く扱われていますが、S&P500配当貴族指数については残念ながら、現状iDeCoや積立NISAでは買えず、NISAのみ購入可能となっています。

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  上記ファンドは個人的に選んだ「ベストファンド2017」(先進国株式編)にも選びました。

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 この記事を読んだ20代サラリーマンには、すぐに準備を始めて1日たりとも無駄にせず、目標に向かって資産形成を行って欲しいと切に願います。