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出産後の家計は必ず支出増になる!どう備えるか?

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出産後の支出は88%の家庭が妊娠前より増加!

 ソニー生命が2012年に行った調査によると出産後は88%の過程で支出が増加するという結果が得られているそうです。その中でも最も多くの人が増加したと答えたのが、子ども費で95.4%となっています。家族が増えたのだから当然の結果といえますね。第2位は水道、光熱費、通信費、そして第3位が食費、第4位が日用雑貨、第5位が衣料費、第6位が保険料、第7位が医療費となっています。

 第1位の子ども費にはオムツ代を含んでいるので布オムツでない限り間違いなく増える費用といえます。

 第2位の水道光熱費については我が家でも水道代が高騰!出産後の光熱費からみる家計への影響で記載したとおり月3千円増えました。

 第3位の食費はそれまで外食が多かった家庭では減少するでしょうし、外食が少なかった家庭では減る傾向となるでしょうが、一般的には調理や買い物に時間掛けられなくなるためどうしても食費の節約ができない傾向となることが多いようです。

 第5位の衣料費は赤ちゃんの成長が早いため節約を心がけていてもどうしても出費がかさんできます。おさがりなどをもらえても足りないものはどうしても出てきますので、支出増は避けられないところです。

 第6位の保険料については、将来の学費への備え、特に一家の大黒柱に万が一のことがあった場合に備えて加入する方が多いので触れ得ることが多いようです。

 第7位の医療費については、子育て世帯への支援が手厚くなっておりそれほど増えることはなくなってきてると思います。詳しくはお住いの市町村の子ども医療費への助成制度をホームページで確認してください。

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出産後の支出はどれくらい増える?

 実際に出産後の支出増は1ヶ月あたり1万円から2万円の増が42%、1万円未満も含めると63%と約1/3の人が2万円未満の増で押さえているようです。ただ4万円以上という人も10%を超えており少子化により子どもに多くの費用を支出するようになっていることがわかります。

具体的にどんな支出がどれくらい増えるのか?

 実際にどれくらいの支出が増えるのか各種アンケートや我が家の経験も踏まえると次のようになります。

  1. オムツ代 約5,000円。1,200円〜1,500円のオムツを週に一回買うと大体これくらいです。我が家も週一回のペースです
  2. 水道光熱費 我が家の事例では水道代だけで月3,000円増えました。どれだけ節水しても増えないということはなさそうです。電気代はお仕事をしていたお母さんの場合、これまでいなかった時間帯も家庭にいるためテレビや冷暖房などで支出増となりますが、電気代の増はそれほど大きくないと思われます。
  3. 食費 離乳食が始まるまではライフスタイルによっては支出が減少することも多いと思いますが、離乳食となると、家族と別メニューとなるうえに新鮮な野菜や魚を購入するため一般的には月4,000円程度増えることが多いようです。
  4. 衣料費・日用雑貨費 子供の衣料費だけではなく体型の変化によりお母さんの服が必要になったり身の回り品も必要となるので出産直後は1万円を超える出費もあります。2人目以降は少なく済むと思います。
  5. 保険料 学資保険に入ると月1万円から2万円が増加となりますが、貯蓄性が高い保険商品であるため支出というよりは貯金といったところでしょうか。
  6. 医療費 これは先にも述べましたが少子化対策の一環で、受診1回あたりの上限や、月額の上限が設けられていますのでほとんど増とならないと思います。

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支出増にどう備える?減る支出は?

 出産後に家計を見直した方も63%いることから多くの方出産後は支出を見直し2万円未満に抑えられているのと思われます。

 見直しの方法と方法としては「無駄な支出を減らした」が最も多く71%を占めていました。

 その中身はというと、第1位は外食費、第3位は食費と食事に関する支出となっています。これは間違いなく減ります。あとは時間のない中でどうやって節約して自炊できるかだと思いますが、我が家の場合は出来合いのものが多くなりがちです。ただ我が家の場合は離乳食が始まり外出もできるようになると子供の食事時間を守るために外でのランチが増えた経験があります。

 第2位はレジャー費。これも当面相当減ります。これまでに子どもがいてもいなくても、回数が減りさらに安近楽になりますので、よほどの無駄遣いをしなければ減るでしょう。子供は遠くに出かけなくても近くの公園で十分楽しんでくれます。

 第4位はこづかい。子どもができたら多くのお父さんお母さんは、職場から直帰、土日は家族サービスが多くなりますのでお父さんがどんなに抵抗しようともズバッと削減していいところです。ただ一時的なものにしないとお父さんの職場での付き合いが保てなくなることも。

 その他に減る支出としては、化粧品にかける費用やガソリン代が挙げられます。

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意外な支出を減らす方法

 我が家も一人目の時はほったらかしでしたが、二人目からシビアに行った支出削減はというと、意外にも自動車保険です。

 それまで通勤に自動車を使っていた方は満期前でも条件の見直しで保険料が安くなったり年払いの場合でも払い戻しがありますので是非代理店に相談してみてください。

 面倒くさがられますが、使用区分が「通勤・通学」から「レジャー・日常」に変更でき保険料が削減できます。なお保育園、幼稚園、小学校への送迎は15日以上あっても「通勤・通学」ではなく「レジャー・日常」に該当しますので忘れずに行ってください。

まとめ

 我が家の経験も踏まえると、出産後は子供のために支出を抑えるための使命感が自然と芽生えてきます。外食が自然と減り、レジャーも子どもに合わせ近くの公園が多くなりますので、オムツ代といった出産後の支出増には十分対応できると思います。

 理想は月の支出増が2万円未満、できることなら1万円未満を目指してみてください。

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