4月28日の追加緩和は見送り
市場予想では緩和が予想されその期待から株価も上昇していた
4月の最終週ですが、週の最終日の28日の日銀金融政策決定会合の
結果は現状維持となりました。
5月3日時点ではCME日経平均が15,900円を割り一気に
1,500円の暴落となりました。
うちの学資積立は
J-REITへの影響は大きくありませんが、為替が五円以上円高に
進み、海外リートや外国債は大きく下落しています。
GW明け9日以降の市場に注目です。
これまでの緩和内容と発表時間
2013年4月に発表された異次元の量的・質的金融緩和(アベノミクス)
これまでの緩和内容とその発表時間をまとめてみました。
よく、緩和があるときは発表がずれ込み遅くなるといわれ
相場がその影響を受けますが、表から見て分かるとおり
現状維持の場合は後場開始時間の12時30分までの
発表時間が77%をしめます。
赤字の緩和の場合の発表時間は後場に入ってからが71%と
他と比べて特段遅いわけではありません。
しかも、最も早い時間が12時28分となっています。
だからと言って、12時30分を超えたら緩和かというと
現状維持で14時近い場合もあります。
これが緩和期待が高い場合に、発表時間をめぐって
市場が影響を受けて株価が乱高下することがおおくなる理由となっています。
今後も追加緩和の予想
世界経済の不透明さ、為替、物価上昇目標の達成状況を考えると
日銀による追加緩和は今後十分可能性が高いと判断しています。
今後の経済と政治に関する大きなイベントは
5月18日四半期別GDP速報(1−3月期1次速報)
5月20日~21日 G7財務大臣・中央銀行総裁会議(宮城県仙台市)
5月26日~27日 G7首脳会議(三重県伊勢志摩)
7月10日(予想)参議院選挙
となっているので、
GDP速報がマイナス発表、G7に合わせて開催国日本が消費税増税凍結
参院選をにらんでの追加緩和
というながれで、参院選前の6月16日そうでなければ参院選後7月29日の追加緩和の可能性が
高いと考えています。