長期投資に向いている? 「積立NISA」構想は見送りに!
積立ニーサとは?
今年8月に報道されたNISAの制度改正についてですが、NISA口座に40%近い休眠口座があったことから、制度の改正により少額ずつ長期にわたって投資することを促すとともに、開設されたまま利用されていないNISA口座の活用するために60万円20年枠を新設すると報道されました。
特に若年層の少額投資に向くため投資の拡大につながるかと期待されていました。
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自民党税制で積立NISAの2017年度新設は見送りへ
時事通信によると、24日に開かれた自民党の税制調査会では、配偶者控除にかかる配偶者の所得制限が103万円から150万円に引き上げられることばかりが報道されていますが、積立NISAの2017年度新設も見送られたそうです。
見送りの理由としては、現行NISAとの併用が認められず、選択を迫られため使い勝手が悪くなることや「ジュニアNISA」を含めると、3つのNISAにより制度が複雑になるためのようです。また非課税期間が20年と長期になることも見送りの理由となったようです。
今回の税制改正大綱では、積立NISAの新設は見送り、現在5年の非課税期間を延長するなど現行NISAの見直しが盛り込まれる見通しとなっています。