ほったらかし投資の達人

子育ては18歳まで!ときめて大学進学費用をジュニアニーサを利用して準備。もちろん老後のための資産形成もやっています。

次男はこれまでの利益が1/3に!教育資金2018年10月の投資運用結果

スポンサーリンク

 18年10月の教育資金の運用結果です。

 ブログにおいて「〇〇達成」の記事は継続的に読まれることもありませんし、読んだ方もそれほど面白いものではないとは思いますが、自分が子供達の教育資金をどうやって貯めたかという足跡を残すために、そして、ほったらかし投資術は刺激や楽しみが少ない投資ですので、若干の刺激と投資の楽しみを自身で得るために書いています。

 

  9月は長男(小学校1年生)の教育資金が300万円を達成しましたが、10月はチャイナリスクと米国金利上昇から株価は大幅に下落、200万円台にもどってしまいました。

 

 

 

子どもの教育のイメージ写真

 

 

10月は概ね2年に一度の下落率

10月の投資環境 

 米・中の貿易摩擦への不安、そして米国の利上げに関する不安から株価が大幅に下落しました。

 9月末と比較し、10月末の主な株価指数は

  • ダウ工業平均=−5.07%
  • S&P500指数=−6.94%
  • 日経平均株価=−9.12%

という結果になりました。

 

 久々の急落だったので、すごく大きな下落に見えましたが、統計上はダウなら約1年、SP500と日経平均なら約2年に一回は発生する規模の下落でした。

 そう考えると、ほったらかし投資術を実践する上では受忍すべきの範囲内の下落といえます。

 確率的な評価に関しては次の記事でまとめています。

www.gakushi-investment.com

 

11月の投資環境 

 世界経済の減速からIMFが世界経済の成長率を引き下げましたが、米中の貿易摩擦は両国間にとどまる限りは影響が限定的と評価しています。今後は景気の後退期に入る恐れはありますが、現状のリスクは経済と政治のシステムで十分対応できるリスクですので、米国への投資に関しては問題はなさそうです。 

10月の長男・次男の大学進学資金運用結果! 

 長男が4.16%、次男が6.09%のマイナスとなりました。長男は丸三年、次男は丸2年で一番の下落幅を記録。

 次男はリスク資産ばかりなので、これまでの利益の半分以上を失いました。11月はおそらく反動である程度の回復を見込んでいます。

長男のアセットアロケーション

 長男のアセットアロケーションは下記の5資産を20%ずつ均等配分。長男には別途学資保険に加入しています。

  • 国内株式20%
  • 国内REIT20%
  • 海外株式20%
  • 海外REIT20%
  • 先進国債券20%

だいたいリターン8%、リスク13%で運用しています。

次男のアセットアロケーション

18年7月に新興国債券をやめました。12.5%を0%に変更。さらに、9月は先進国債券もやめました。

 その分は、米国株に振り分け25%を35%まで引き上げています。残りはリートの端数調整で数字を丸めました。まとめると次のようになります。

左から「18年6月まで→18年7月から→18年9月から」となっています。

  • 国内株式  18.75% → 25% → 変更なし
  • 海外株式  18.75% → 25% → 35%
  • 国内REIT  18.75% 変更なし  → 20%
  • 海外REIT  18.75% 変更なし  → 20%
  • 先進国債券 12.50% 変更なし  →  0%
  • 新興国債券 12.50% → 0%  →  0%

約20年で2倍になるアセットアロケーションを設定(第2子進学資金用) - ほったらかし投資の達人で示したようにリターン8%、リスク13.6%でしたが、

18年9月からはリターン9.9%、リスク15.7%になっています。

10月末日時点の保有資産

長男(小1)の教育資金は301万円から297万円に

 9月には投資による教育資金が188万円になり、学資保険と合わせて、301万円にと喜んでいたのもつかの間、10月は297万円まで下落しました。

保有資産一覧

 それぞれのアセットクラスに6千円ずつの投資、債券とリートが下落幅を抑えてくれましたが、ひふみプラスが12%も下落して全体を引っ張る結果となりました。

2018年10月31日時点 評価額
(円)
前月比
(円)
J-REIT iFreeJ-REITインデックス 170,983 371,769 1,397
smart-I Jリートインデックス 13,486
NEXT FUNDS 東証REIT連動 187,300
海外REIT iFree外国REIT 369,724 369,724 -4,476
国内株式 ひふみプラス 117,028 340,427 -32,773
SBIジェイリバイブ 111,260
三井住友配当フォーカス 112,139
米国株式 iFree NYダウインデックス 261,796 378,125 -15,672
Funds-i米国配当貴族 116,329
先進国債券 たわら先進国債券(ヘッジあり) 268,340 371,837 3,410
たわら先進国債券 103,497
合計     1,831,882 -48,114
これまでの投資額と現在の評価額

 長男は10月も3万円の投資。損益の結果は7万8千円超の減少。直近12ヶ月のリターンは年3.1%となっています。

  2018年10月31日時点 前月比
これまでの投資額 1,600,000 30,000
現在の評価額 1,831,882 -48,114
損益 231,882 -78,114
優待銘柄を長期保有するとどうなるか(学資運用ポートフォリオ外)

 我が家は楽天で買い物することが多く、携帯事業に新規参入した楽天を応援するためにも購入した長男の現物株です。今月は損益がマイナスに転落してしまいましたが、楽天はKDDIと提携したことで、11月は急騰中です。

 

銘柄 口座種別 保有数 基準
価格
(円)
評価額
(円)
投資額 配当額
(累計)
損益
(円)
楽天(4755) NISA 100 764.0 76,400 77,516 0 -1,116
        76,400     -1,116

次男の運用結果

 学資保険に加入していない次男は、年少に上がるまでは児童手当による投資のみです。10月は児童手当6万円を追加投資しました。

保有資産一覧

 新興国債券に続き、先進国債券も0にして、株やREITの比率を上げたので、10月は6.7%の下落。

2018年10月31日時点 評価額
(円)
前月比
(円)
J-REIT iFree J-REIT 104,299 104,299 10,845
海外REIT iFree 外国REIT 94,921 94,921 9,733
国内株式 ひふみプラス 43,233 114,848 -115
SBIジェイリバイブ 39,843
日本成長株OP 31,772
米国株式 iFree NYダウ 45,907 175,077 11,695
Funds-i米国配当貴族 129,170
合計     489,145 32,158
2歳になった次男の投資成績

 ここ1年間のリターンは−1.8%(前月7.2%)となっています。債券がないので、ここ一年の成績もマイナスに転落しました。結果、これまでの含み益が約1/3にまで減ってしまいました。(43千円→16千円)

  2018年10月31日時点 前月比
これまでの投資額 473,000 60,000
現在の評価額 489,145 32,158
損益 16,145 -27,842
連続増配銘柄を長期保有するとどうなるか(学資運用ポートフォリオ外)

 最後に、次男については、上記ポートフォリオのほかに、出産祝いで購入したKDDI株が100株あります。

 携帯料金引き下げの圧力による影響がひと段落したとおもっていましたが、11月はドコモの値下げの方針を受けて大きく下落しています。楽天との提携もあまり評価されていないようです。将来楽天に吸収されるなんてことがなければいいのですが。

銘柄 口座種別 保有数 基準
価格
(円)
評価額
(円)
投資額 配当額
(累計)
損益
(円)
KDDI(9433)現物株 ジュニアNISA 100 2,814.5 281,450 325,000 17,500 -26,050
三井住友・配当フォーカスOP(KDDIの配当で購入) ジュニアNISA 9,699 19,261 18,681 17,500   1,181
        300,131     -24,869

 

魅力的なKDDI株の優待制度はこちら
www.gakushi-investment.com

あわせて読みたい記事はこちら 

 9月の教育資金の運用結果 

 9月は大きくプラスとなった月でした。

www.gakushi-investment.com

 

 教育資金のため方

メリット・デメリットとともに考え方を整理しました

www.gakushi-investment.com

ソニー生命学資保険の利回りを検証(2018年9月時点)

0.3%台で小さな保証。学資保険の時代は終わりを告げました。 

www.gakushi-investment.com