2018年分のNISA・ジュニアNISA利用の最終取引の考え方
ニーサの暦年カウントは受け渡しベース
2018年にNISAで利用できる非課税投資枠120万円を利用する場合は2018年(受渡日ベース)のうちに商品を購入する必要があります。未利用分の翌年への繰越はできません。
東証の最終営業日である大納会は30日
例年大納会(だいのうかい)は12月30日となっているので、12月31日の大晦日はお休みとなります。
今年(2018年)は30日が日曜日ですので、28日(金)が大納会となります。大納会での東証の取引時間は
前場:9:00〜11:30
後場:12:30〜15:00
と普段通りの取引時間となっています。
2008年までは大納会の取引時間は前場だけの半ドンでしたが、2009年からアローヘッドという売買システムの導入されたことにより普段通りの取引時間となりました。
商品別の最終取引日!今年のニーサは今年のうちに!
商品別の最終取引日は以下を参考にしてください。
国内株式
国内株式は3営業日後の受け渡しとなりますので、単純に3営業日前までに注文と約定を終える必要があります。
約定日 | 最終受渡日 |
---|---|
2018/12/25(火) | 2018/12/28(金) |
PTSでの取引は約定日から受渡日が4営業日後となるので、年内の最終取引日は12月21日(金)となります。23日(日)が天皇誕生日で24日(月)が振替休日になっているので注意が必要です。
投資信託
投資信託の場合は株式と同じく受渡日が基準となるので、12月28日(金)までの受渡が必要となりますが。約定日などの考え方から、銘柄ごとに次の点を調べて注文する必要があります。
- 約定日が注文日の当日・翌営業日などとなっている
- 銘柄ごとに受渡日が3営業日後、4営業日後などとなっている
さらに銘柄ごとの休場日(注文不可日)の確認が必要となります。特に海外資産を投資の対象とする銘柄では注意が必要となります。
ひふみプラスの例
ひふみプラスは
- 約定日が注文日の翌日
- 受け渡し日が約定から3営業日
となっていますので、受け渡し日が28日(金)となるには、約定日が3営業日前の25日(火)である必要があります。
よって、注文は21日(金)の15:00までにする必要があります。
米国株式
アメリカ株については、受け渡し日が国内約定日から4営業日後となります。単純に4営業日前であれば21日(金)となりますが、25日は米国市場がクリスマスで休場となっていますので、20日(木)までの取引が必要となります。
約定日 | 国内受渡日 |
---|---|
12/21(木) | 12/28(金) |