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ほったらかし投資の達人

子育ては18歳まで!ときめて大学進学費用をジュニアニーサを利用して準備。もちろん老後のための資産形成もやっています。

どの指数を選ぶ?海外リートのおすすめインデックス

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 不動産に投資する投資信託がベンチマークとする指数(インデックス)にどのようなものがるのかを調べてみました。

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海外リートで採用数が最も多いのはS&PグローバルREIT指数

 この指数は、16カ国の先進国と7カ国の新興国市場の不動産投資信託から構成されており(2017年3月末時点)、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズ・エル・エル・シー社(S&P社)が1995年1月1日に設定・算出・公表している、REITに関する基本といえる指数です。

www.gakushi-investment.com

先進国REIT指数・新興国REIT指数は下位指数

 他に代表的なものとして「S&P先進国REIT指数」と「S&P新興国REIT指数」があります。それぞれの関係は表のようになっています。

 簡単に言うと、先進国REIT指数と新興国REIT指数を合わせたものが、グローバル指数といったところです。

指数 投資国

S&PグローバルREIT指数

S&P先進国REIT指数

S&P先進国REIT指数(除く日本)

先進国16カ国

先進国(除く日本)15カ国

S&P日本REIT指数 日本

S&P新興国REIT指数

新興国7カ国

  先進国REIT指数、新興国REIT指数については2つの記事でまとめています。

 先進国REIT指数はグローバル指数に非常に似た指数といえます。これはグローバル指数を構成のうち97%以上が先進国が占めるためです。

 また、新興国REIT指数については、構成国が少なくリスキーで投資には向かない指数だといえます。

www.gakushi-investment.com

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その他のREIT指数

 他にもREITに関する指数はいくつかあります。S&Pが提供するものが多くなっています。

  • S&P欧州REIT指数
  • S&P北米REIT指数
  • S&Pアジア太平洋REIT指数
  • S&P米国リート指数
  • ダウリート指数      など

各インデックスのリターンとリスク(配当込み)

 新興国リートは投資に適さないと判断し、「S&PグローバルREIT指数」、「S&P先進国REIT指数」、そしてアメリカのリートに連動する指数として「ダウ・ジョーンズエクイティREIT指数」のそれぞれの配当込み指数のリターン(年率)とリスクについて調べました。

各インデックスのリターン

 比較したところダウ指数がもっとも優れた結果でした。一方のS&Pはグローバル、先進国両方は先述のとおり同程度の成績を残していました。

 これらの数値から海外REITにおいても株式と同様にグローバルよりアメリカ単独が優位であることがわかります。

インデックスごとのリターン(年率) 1年 3年 5年 10年 15年 20年
S&P グローバルREIT指数 (円) 13.0 12.2 17.6 2.5 9.0 8.9
S&P 先進国REIT指数 (円) 13.4 12.4 17.9 2.5 9.0 8.9
ダウ・ジョーンズ
エクイティREIT指数 (円)
18.1 15.2 19.3 4.4 9.7 9.7

(2017年2月末現在、出典:『わたしのインデックス』 

 グラフ化するとこうなります。

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各インデックスのリスク

 リターンとセット把握する必要があるリスクは、ダウがもっとも高い結果となりました。しかし、これはリターンが大きければ大きくなるのはいたしかたないことではあります。

インデックスごとのリスク(年率) 1年 3年 5年 10年 15年 20年
S&P グローバルREIT指数 (円) 17.1 15.1 15.4 24.0 21.0 20.6
S&P 先進国REIT指数 (円) 17.2 15.5 15.8 25.0 21.8 21.2
ダウ・ジョーンズ
エクイティREIT指数 (円)
18.5 16.9 16.5 27.3 23.9 23.2

(2017年2月末現在、出典:『わたしのインデックス』 

 こちらもグラフ化してみるとこのようになります。

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グローバル指数かアメリカ単独指数か

 S&PグローバルREIT指数で100万円を20年間運用した場合のシミュレーション結果は次のようになります。平均的な場合で387万円になります。上位30%では600万円の結果を得られます。また元本割れとなる確率が5.5%ありますが、これは20年が30年、40年となるにつれて低下します。

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 ダウ・ジョーンズエクイティREIT指数で100万円を20年間運用した場合のシミュレーション結果は次のようになります。平均的な場合で411万円と24万円良い結果をえられます。上位30%ではより良い結果で671万円の運用結果となります。一方で、元本割れとなる確率が6.5%と1%上昇します。しかし、これも20年が30年、40年となるにつれて低下します。

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 2つの指数の比較から海外REITにおいて、よりよい運用結果を得ようとするとグローバル指数や先進国指数ではなくアメリカ単独の指数への投資を選ぶべきといえます。

海外リートで米国単独指数に連動する投資信託一覧

 米国単独で投資するノーロードの投資信託は3ファンドありました。なるべく手数料が安いものを選ぶのがセオリーどおりとなります。日興については、手数料が高く分配金も発生しているため長期の積立投資に向いているとはいえなさそうです。

ファンド名 通貨選択型対象 純資産(百万円) 信託報酬 信託財産留保額 トータルリターン(6ヶ月) トータルリターン(1年)
三井住友TAM−SMT米国REITインデックス・オープン S&P米国REIT指数(配当込み、円換算ベース) 191 0.594% 0.05% 7.27 13.28
三菱UFJ国際−eMAXIS 米国リートインデックス S&P米国REIT指数(配当込み、円換算ベース) 479 0.648% 0% 7.50 13.9
日興−インデックスファンドUSリート(毎月分配型) S&P米国REIT指数(円換算ベース) 140 0.756% 0% 6.81 12.74